ノロわれたのでノロウイルスなんて呪ってやる。の話

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ノロわれた

こんにちは。アーモンドにハマっているAOKAです。

先日。

我が子二歳半。
ノロウイルスに感染し、
さらに私も二次感染しました。

ノロわれたその時の記録と、
それによって得た知識をここに素人なりにまとめます。
ノロわれた方の参考になれば幸いです。

《長いので目次》
1.それは未明に…
2.ノロは特別じゃない
3.真の敵は脱水症状
4.実はプチ集団感染
5.その小さな背中に背負うもの
6.戦いの終わり、そして新たなる始まり
7.けっこう傷が残る
8.ネオ我が子
9.おわりに

それは未明に…

やけにぐずる午前3時。
突然それは始まりました。

「我が子、我が子。どーしたの?」
「ふぅぇーん。えーん、えーん」
「よしよし。怖い夢見たかな。お布団暑かった?」
「えーん!えぇーん!えっうっうっ…
うえおげーーーっ」
「ぎゃーーーーっ!」

なんの前触れもなくの(正しくはこの泣き方こそ前触れだった。)嘔吐でした。

続けて4回目の嘔吐で旦那を叩き起こします。

「なんで俺が電話するの?」

まったく。
冗談は顔だけにして欲しいところですが、
泣きながらゲロにまみれ、すがる我が子に私もパニック寸前です。
何とか(いろんな意味で)平静を保ちつつ、
救急相談センター #7119 に電話をかけてもらい、診てもらえる病院を教えてもらいました。
取り敢えず服を着替えて、急行。

受付では受付用紙を書かされ、
「こんなもん後でいいから早よ医者呼ばんかい!」
なーんて、叫びたくなります。
字も荒れます。
名前を呼ばれるまでの間は怒涛のように押し寄せる
不安と不安と不安で押しつぶされそうになりました。
だって、こんなの初めてですから。

「苦しいー。痛いー。痛いー。助けてー!」

呻くおばあちゃんが担架で運ばれていくのを目の当たりに泣きそうになったところで、診察室へ呼ばれました。

「胃腸炎みたいですね。ウイルス性かな・・・」

イチョウエン。

今日は何を食べたか、等を確認した上で、
我が子のまあるいお腹を触りつつ
ドクターが下した診断でした。
聞き慣れたメジャーな病名に、やっとほんの少し、気持ちが落ち着きました。

念のため朝になったらかかりつけのお医者に行くように言われ、
取り敢えずは
吐き気どめの座薬(!)を処方され、一時帰宅。

空はうっすら明るくなり始めていました。

家に帰って水を欲しがるので、少し飲ませたところ再び嘔吐。
吐き止めの座薬は効くのに1、2時間がかかるとの事で、愚図っていましたが、やがて眠りに落ちた我が子。
なんだか既にヤツれて見えました。

数時間後に改めて、
かかりつけのお医者さんへ。

(前略)

「それで、救急で胃腸炎で言われたんです。」

「うん。…腸の動きも悪いね〜。お腹の風邪だね〜。」

「お腹の風邪?胃腸炎じゃなくて?」

「そうそう、胃腸炎。ウイルス性胃腸炎だね。」

「ウイルスセイ、イチョー、エン…」

「うん。ノロとかロタとか。ノロかな〜。」

「ノロ…。…ノロ?…ノロ?!」

「そう。ママたちもうつるからね〜」

もしもし先生。
あなた、終始半笑いですけど。
ノロって、あのノロですよね。

「流行ってるから。とりあえず暫くは水分補給だけで、吐き気が治ってから食事再開してね〜。」

「あ、あの…ノロかどーか検査とかは…」

「しないしない!お腹の風邪なんてみんな一緒だし。検査なんて意味ないし!」

「…はぁ。」

「しっかり水分補給してね。これに細かく書いてあるから〜」

そう言って渡されたのは、
嘔吐物などの処理の仕方と、
水分補給の方法と食事の始め方の2部構成になっているA4のプリントでした。

こんなマニュアルがあるってことは、余程メジャーな病気なんだな…と思ったと同時に、
お医者さんの明るい診察は、
深刻な病ではないよ
と言われたようで、なんだかそれだけで気持ちが軽くなりました。
(ヤブ医者だったら怖いけど。)

《ノロわれポイント1》
・突然の嘔吐ではじまるというのは本当でした。
夕飯もモリモリ食べ、寝る寸前まで機嫌よく遊んでいた我が子。
元々夜泣きもほとんどしない寝付きのいい子が、
突然、訳もわからず泣いて起きたのが始まりでした。

《ノロわれポイント2》
・2歳児が吐くときに苦痛で悶える姿は、可哀想でトラウマになります。
嘔吐が苦しくて動き回ろうとするので、それを抑えつつも、周りに飛び散らないように物を必死に遠ざけるのも大変でした。

ノロって実は特別じゃないみたい

ノロってかなりヤバいと思ってました。

とゆーか、ヤバいことはヤバいです。
実際、感染した人の話を聞くと、ほんと死ぬ思いをした人が多いようですし。

感染したら最後。
上から下から止まらない、恐怖の感染症…
しかも、
今のところ有効なワクチンも、特効薬もない。
実際、病院ではビオフェルミンしか処方されたなかったですしね。

これなら、
インフルエンザの方がマシなんじゃないのか。
いやでも、インフルエンザもつらいか…
だけど、
やっぱり吐くってね…
インパクトありますよね…
肉体的にも精神的にも追い詰められますよね…

我が子、トータル7回くらい吐いていました。
(思い出すと可哀想で泣きます。)
救急で吐き気止めを貰っていなかったら、もしかするともっと吐いていたかもしれません。

でも、
吐ききって胃の中が空っぽになると、
少し落ち着いてくるんです。
落ち着いてるって言うか、ぐったりしているんですがね。
そしてすぐ下痢に変わり、
さらに軽い微熱が出ましたが、これはすぐおさまりました。

この症状、
まさにマニュアル通りという感じで、
ネットで検索すると、こぞってこのような経過が書かれています。ピークは1日2日だと。

眉間にしわを寄せて眠る我が子を、
血走った目で眺めながら、
ふと、幼き日の自分の姿が重なりました。

そーいや自分もよく「お腹の風邪」ひいていたな…。

小さい頃は、今の我が子と同じように
お布団で泣きながらゲロゲロして、
お腹痛いと泣いてはゲリゲリして、母親に助けを求めていたっけ。

成長して体力がついてきても、
そもそも、お腹が弱かった私は
「お腹の風邪」とは切っても切れない関係。
嘔吐はせずとも、酷い下痢はしょっ中。

お陰で昔は細くて華奢で可憐な少女(だった気がする)
いつからこんなむちむちぷりんに…くそっ

お医者さんがよく使う、この「お腹の風邪」とは、
ウイルスや細菌に感染した
「感染性胃腸炎」を指しているのだそうです。
代表的なウイルスだと、
「ノロウイルス」「ロタウイルス」「アデノウイルス」
細菌だと、「腸炎ビブリオ」や「サルモネラ」「病原性大腸菌」などなど。

で、今はお医者さんに診断された「ウイルス性胃腸炎」に絞って話を進めます。

お医者さんに診察して貰った時の感触や、
ネット検索での情報を総合すると…

どうもお腹の風邪の原因って、

大抵ノロウイルスみたい。(違ってたらごめんなさい)

もちろん代表的なウイルス以外にも、
私たち一般人は知らないウイルスがその辺にうじゃうじゃ存在して、その一つに罹患して、結果、ウイルス性胃腸炎…つまり、お腹の風邪にかかってしまうこともあると思います。

その確率を踏まえても、
お腹の風邪の2回に1回はノロウイルスが原因なんじゃなかろーか。
2回に1回は言い過ぎかもしれませんが。

昔はノロなんて無かったぞ!

なあんて事はなく、
最近になって簡単な検査で見つけられるようになり、認知度が高まっただけで、
昔から存在していたようです。
(昔は「ノロウイルス」という名前で呼ばれていなかったらしい。)

そう。
実は私たちはノロ、ノロと騒がれるずっと前から、
何度も何度もノロわれて大人になって来た可能性があるわけです。

つまり何が言いたいかっていうと。

ノロウイルス。

アンタなんて、別に特別でも何でもないんだからねっ!!

絶対感染したく無いけどさっ。

《ノロわれポイント3》
お医者さんは「ノロですよ」と断定はしてくれません。確定するには専用のキットが必要で有料です。(一部の人は無料。)
そもそも、ウイルスが何かを知ったところで対処は変わらないという理由から、重大な疾患など、
何か特別な理由がない限りは検査しないらしいです。
とゆーか、
検査しても意味がないって、お医者さんたちは考えているみたいです。

真の敵は脱水症状

ノロわれて一番恐ろしいもの。
それは、脱水症状です。

嘔吐も下痢もどちらも、体の大切な体液をも一緒に排出してしまいます。
しかも、
吐いてすぐに水を飲むと、
飲んだ分以上の水分を吐いてしまいます。

確かに我が子も、
ほんの一口飲ませただけで、
すぐに5倍くらいの量を吐いていた気がしました。

これは胃が痙攣してるから。

病院で貰ったプリントによると、
吐いたあと2時間〜3時間は水など飲まない方が良い、とあります。

我が子はとても喉が渇いたようで、何度も何度も
「おみずのむ…おみずちょーだい」
と訴えて来ました。

泣けます。

やがて、
落ち着いて来た頃から、水分補給を開始します。

お医者さんオススメは、
体液に近い「OS-1」「子供用のアクアライト」など。
しかしウチには無かったため、
急遽、経口補水液を手作りすることに。

砂糖、塩、水を500mlの水筒にぶち込んで、
フリフリジャボジャボ。

どんな味だろう…

まずっ?おえっ!

味見した勢いで吐けるほどゲキマズでした。

ただの甘じょっぱいぬるま湯
心なしかトロミがあるし、気持ち悪い。
本当にこんなもん飲ませて大丈夫?
お腹壊しちゃうんじゃ…(もう壊してる。)

疑いつつも、スプーンひと匙、
寝たままタコのように必死に唇を伸ばす我が子の口へ。

「おいちい」
「ぇえぇ?本当〜?」
「もっと!」

人間の体って凄いです。
今、体が必要としているからこそ、
あんな不味いぬるま湯が美味しく感じるんです。

この調子でティースプーン1〜3匙ずつ始めて、
1時間で40〜60ml、だいたい15分に一度。
このペースを守り、
徐々に増やしていきました。

やがて半日もするとこの経口補水液をまずいと言い始め、
「ほんもののおみず飲む」
と要求するようになりました。

「本物の」なんて言葉どこで覚えたでしょうか。

間も無く下痢がやって来ます。

《ノロわれポイント4》
手作り経口補水液のレシピ。
・塩2g、砂糖40g、水1000ml
・あればレモン汁、ミカン汁など

我が家では500mlの水筒に半分の量で作りました。
これを美味しいと感じる人は脱水気味だそーです。

実はプチ集団感染

感染経路の心当たりですか。
はい。在ります。

それは約二日前。

正しくは嘔吐の始まる前日のお昼。
仲良しのママ友たちと、とあるスイーツ食べ放題お店に行ったんです。

リーズナブルがウリで、あまり期待していなかったのですが、その期待をいい意味で裏切られ、
ケーキの種類豊富、
ご飯もパスタもカレーもあり。
しかも美味しい。
大満足したのでありました。

しかし。

さらに想定外の裏切りが起きたのです。

その翌日の夜中から明け方にかけて….
4人中3人の子どもたちが、ほぼ時を同じくして嘔吐して、救急に駆け込んでいたんです。

そのうち1人は1日で症状が治まったものの、
もう1人の子と我が子はほぼ同じ経過を辿って、回復していったのでした。

一体何がノロわれていたのか。
あのパスタか?あのご飯か?食器か?
あの時ベタベタ触っていた椅子?
でも、手はちゃんと消毒したし。

ちなみに余談ですが、1人だけノロわれ無かったお友だちは、とにかくお腹が強い子です。
冷たい牛乳をがぶ飲みしてもお腹を壊さないくらい。
そして大人しいので、
他の3人がちょこまかとしている中でも、
ママに抱っこされていました。

その小さな背中に背負うもの

2歳児がその小さな背中に背負うもの。
それは天使の羽でも、借金でも、過酷な運命でもなく、

黄金色のUNCHIです。

吐かなくなったら下痢に変わるよ、というお医者さんの予告通りでした。
逆に、
下痢に変われば吐かないよ!とも、お医者さんは教えてくれました。

我が子の場合は、食べ物を口にし始めてから下痢が始まりました。
発症してから丸1日半は全く食べ物は受け付けず、やがて、卵ボーロから食事の再スタートです。

自分が小さい時はお粥かうどんしか選択肢がなかったのに、
ボーロとか食べても全然良いんですね。
バナナや食パンも食べて良いリストにありました。

そして、時は満ちました。

寝たままいつになく険しい顔でウンチをした我が子。
途端に部屋に充満する、えもいわれぬ臭い。

通常のウンチとは違うんです。
例えるなら…有毒ガスのような臭い。

オムツを変えようとした私は、凍りつきました。

お尻全面。
前にも。さらに腰のあたりまでトロリと漏れ出ずる、黄金色の…(自粛します。)

我が子は期間中3度、漏れ出でました。
オムツ一枚じゃ全然間に合わないです。

こうなると、すぐさまお風呂に直行なわけですが、
体調も機嫌も超最悪な我が子はお風呂を断固拒否。

仕方なく抱えてお風呂場に連れて行くと…

「助けてー!助けてー!」

いやーっ!
なに言うの我が子ーっ!

「ウンチ漏れたから洗わないとでしょー!」

自ずと大声で叫びました。

こちらこそ、助けてー!

戦いの終わり、そして新たなる始まり

ボーロをたくさん食べれるようになると、徐々に食欲が戻ってきます。

ノロわれて3日目のことです。

だけど我が子、どうもお粥は好きではないようで、

「ほんもののごはん、ちょうだい」とせがみます。

お医者さんによると、
食べなきゃ回復しないから、ある程度普通の硬さのご飯をあげても良いよ!
との事でした。

そ、そうなんだ。

そんな中ー…

突如、
胃の痛みと吐き気に襲われました。同時に体が痛くなり、熱を計ると微熱…

ノロわれました。

ゴム手袋にマスク装着して、塩素で床拭いて、あらゆるところに次亜塩素酸を撒いていたのにもかかわらず。

因みに私が使ったのがコレ↓

近所の薬局でも800円弱で売ってました。
※旦那には感染しなかったので、たぶん効果はあると思います。

やっぱり、最初にら結構浴びたせいですかね。

そりゃあ避けられるものなら避けたいところですが、
2歳児はまだまだ赤ちゃん。
具合が悪いとひたすら泣いて、ひたすら抱っこなのです。そうなるとどうなるか…

想像に難くないですね。くすん。

ただ、覚悟と予想に反し症状は軽く、
嘔吐が2回。
下痢はまる一日続きましたが、トイレに立て籠もる程の腹痛はありませんでした。
酷いと大人用のオムツ生活になる人もいるって聞きますからね…
私はお家にあったビオフェルミンで事足りました。

けっこう傷が残る

2日間、ほぼ寝たきりだった我が子は、久しぶりに起き上がると、ヨロヨロと転んでしまいました。

暫くは自分で立とうとせず、家の中も全て抱っこ。

まさかこのまま歩か無くなるんじゃ…
なんてちょっと不安になりましたが、体力の回復と同時にヨタヨタ歩くように。

ですが、すっかり回復したあとも

「つかれたー(めそめそ)」
「げんち(き)でないー(めそめそ)」
「ウンチでるー(めそめそ)」
「ママー(めそめそめそめそ)」

と、事あるごとにぐずっていました。

2歳の心にはかなり辛い体験として心の傷になったみたいです。

さらにその傷は母である私はにも。

苦しげに吐く姿や、ぐったり眠る姿、下痢のウンチが出る前のお腹の痛みを訴える姿…

全てが目に焼き付いて、トラウマになりました。

本当に本当に可哀想でした。めそめそ。

あれから手洗いはさらに念入りになり、除菌除菌な生活を送り、
夜中にまた嘔吐しないかドキドキしながら眠りについています。

ついでに肉や魚の焼き加減なんかも、
以前にも増して気にするようになりました。

もっと精神的に強くならねば、ですね。

ネオ我が子

あれから異様に食欲が増した我が子です。

体重が激減したわけでもないのに、
リバウンドみたいな事が起きてるのでしょうか。

以前から風邪でお熱を出すたびに、
話す言葉が増えたり、出来る事が増えたりと、
何かしら進化するような気がしていたのですが…

今回は肉体的に何か進化するのでしょうか。

いずれにせよ、もともと小柄な我が子。
この機会に沢山食べて大きくなって、病気をも跳ね返す強い子になってくれるといいな、と願うAOKAでありました。

おわりに

いかがでしょうか。
ノロわれた体験談でした。
感染したウイルスがノロウイルスだったのかどうかは正直ハッキリしていません。
ですが、小さな子にとっては恐ろしく辛い体験であり、
それを目の当たりにする親にも恐ろしく辛い体験でした。

今は母に勧められて、ヤクルト飲み始めました。(笑)

清潔な日本とはいえ、
ウイルスや悪い菌を完全にシャットアウトすることはできません。
除菌も限界があるし、やり始めたらキリがないし。

こりゃもう、
人間が強くなるのが手っ取り早いんでしょうね。

つまり何が言いたいかっていうと

「今年一年、健康でありますように!」

ってこと!

おしまい。

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